5歳以上のスギ花粉症、ダニアレルギーの方が対象です。
ただし、スギ花粉症の導入は当院、ダニアレルギーの導入は大阪医科大学病院で行っていただきます。
(紹介いたします)
65歳以上の方はこの予診票は使用できません。専用の予診票がありますので、当院受付まで取りに来て下さい。
対象者は、高槻市に住民票のある生後6カ月~小学6年生のお子さま
下鼻甲介粘膜焼灼術(かびこうかいねんまくしょうしゃくじゅつ)
アレルギー性鼻炎のレーザー治療は、アレルギー反応により、腫(は)れて空気の通り道がせまくなった鼻粘膜を焼き、凝固させ縮めることで空気の通りをよくしたり、アレルギー反応を起こしにくい鼻粘膜にする効果があります。以前は高価であったレーザー治療も現在では健康保険の適応が認められるようになっています。また、日帰りで行える手術なので、お忙しい方にも無理なく治療していただけます。レーザー治療への不安や疑問などございましたらぜひ当院にご相談下さい。
内服薬や点鼻薬をなるべく使用したくない方、使用しても症状の改善が乏しい方等。
(他の病気による鼻づまりでないかを事前に確認しておく必要があります。)
○スギ花粉症の方・・・シーズンが始まる前の秋から冬にかけて
○通年性アレルギー性鼻炎の方・・・基本的には時期を問いませんが、症状にもよりますので最適な時期をご相談の上決定します。
鼻の中にスプレーした後、麻酔薬を染みこませたガーゼを詰め、約15分間おいて、鼻粘膜の表面を麻酔します。
※「痛いのはどうしても苦手」という方には、注射による麻酔を行います。
当院では、炭酸ガスレーザーを使って、下鼻甲介の粘膜を焼きます。
※臭いを感じる部分には影響はありません。
※粘膜を焼きますので、焦げ臭い臭いや煙が出ますが問題はありません。
手術は10~20分ほどで終了します。術後、しばらく待合室で休んでいただき、特に変化がなければ帰宅していただきます。
【術後】
感染防止の抗生物質や止血剤を内服していただきます。一時的に鼻水に血が混じったり、鼻づまりが強くなったりしますが、その後、治療効果により改善します。また、患者様によっては一ヶ月程度黄色の鼻水が持続する場合もあります。
※手術前の飲食は控えてください。
※手術当日の夜は、入浴・飲酒を控えてください。
レーザー治療をして症状が改善した方の割合は80~90%くらいです。効果判定を1~2ヶ月後に行い、効果の乏しい方には、再治療をおすすめします。
レーザー治療は、「鼻づまり」に対しては高い効果がありますが、鼻水、くしゃみは続くことがあり、お薬を減らせることは多いですが、シーズン中の内服薬の併用は必要となります。
※時間の経過とともに、鼻粘膜も再生してきますので、永続的な治療ではありません。
一時的な微熱、鼻出血、鼻閉や、麻酔によるショック(非常に稀ですが、他の手術や処置と同様にリスクがあります。)、術後の内服薬によるアレルギー(稀)があります。